ワクチン予約のシステム不備の報道
毎日新聞と朝日新聞が新型コロナのワクチン接種の予約システムに不備があるという報道が出ました。
架空の接種券番号で予約ができるかを検証し、システムの不備を記事にして公開したということでした。
手順を世間に周知したところで、利用者側の対策は何もないわけで、模倣者が出るリスクはあれども誰も利益を得ることはないかと思います。
意図的なデバッグ行為(≒ハッキング)をして、手順を細かく第三者に晒す行為は違和感しか感じないです。
ザルなシステムを構築した政府の後手な対応を非難したかったのかもしれませんが、「不正行為の手順のお知らせ」ではなく、「なぜ、ザルなシステムになったのか」を報道すべきかと。
さらに毎日と朝日に抗議した防衛省を「欠陥を見つけてくれて有難うと感謝すべき」と非難している野党政治家がいましたが、なんだかなぁという感じです。