CitrixがWrikeを買収

Citrixがプロジェクト管理ツールのWrikeを19日に買収したそうです。(ZDNet Japanの記事より)

Citrixといえば XenServerとVirtualApps(旧:MetaFrame)ですが、今はVirtualApps や XenDesktop が好調みたいで、リモートワーク特需といったところでしょうか。

そこへ来て、リモートワークに強力な味方になるクラウドタイプのプロジェクト管理ツールというサブスクにも手を出してきました。

CitrixはXenServerなどの製品が他社にシェアを奪われても、ネットワーク機器の会社を買収してNetscalarを出したりするなど、昔から常に変化しながら成長しているイメージがあります。(私の勝手なイメージですが)

しかし、いままではOSやネットワーク、アプリケーションにおける基盤部分のエンタープライズ向け製品が主力だったので、純粋なクラウドアプリであるWrikeの買収は少し意外な感じです。

Wrikeは少し高価格帯の製品なので、企業イメージも損なわないという判断もあるかもしれません。

今後もCitrixはどう変化していくんでしょうか。

私も顧客のCirix Hypervisor (旧:XenServer) をHyper-Vに変更していただく予定があります。いろいろな理由がありますが、例えばバックアップツールなんかは VMWare と Hyper-V 以外はNutanixをサポートするぐらいで、Citrixは全く相手にされていないんですよ。XenServerとは10年以上もの長い付き合いでしたが、もう限界ですね。こちらも変わっていかなければ。