スマホを自宅の子機に

今までIP電話に縁がなくてほぼ無知だったのですが、仕事でたまたまSIP関連の話が少し出たので調べていたら、自分のスマホを自宅のひかり電話の子機にできることを知りました。しかも、Googleで調べたらたくさん情報が出てきます。知らなかったな~。

手順はとても簡単で、

(1)NTTひかり電話のVoIPルータの内線設定をブラウザで開き、任意のIDとパスワードを設定

(2)スマホにSIPフォンとして、ソフトフォンのAGEphoneをインストール

(3)AGEphoneにIDとパスワードとSIPサーバー( = VoIPルータのIPアドレス)を設定

設定はこれだけです。

うちのVoIPルータはNTTのレンタルでRT-500KIという機種。

図1.RT-500KIのWEB管理画面

電話番号を2回線にしていたら、どちらの電話番号に紐付けるのかも選択できます。内線番号は1番と2番は固定電話用に予約されていて、未登録のMACアドレスからの接続を検知すると3番から順番に自動的に登録されていきます。

発信も着信も成功しましたが、若干、音質が悪い。VoIPルータと接続している無線LANの状態によって左右されるのかもしれません。

今回は機種変更で使わなくなった SIMなしのXperia「SO-04H」と「SO-04F」の2台をVoIPルータに登録。登録後のVoIPルーターの内線番号一覧画面は以下の通りです。

図2.内線番号一覧

SO-04HのAGEphoneから内線番号「4」にダイヤルするとSO-04Fと内線通話もできました。

自宅に置いておけば、着歴がスマホで確認でき、発信するときにスマホの電話帳も使えるので便利かも。

AGEphoneのWebページを見るとビジネス版に転送機能があるようです。どれぐらい需要があるんでしょうね。少し気になります。

とりあえずは家庭用にしばらく使ってみようかと思います。