Aruba Instant On 導入
先日、無線LANアクセスポイント「Aruba Instant On」を顧客に設置しました。
https://www.arubainstanton.com/ja/
2019年の秋に公開されたばかりで、法人向けで実績のあるAruba(アルバ)から出たスモールオフィス向けの製品です。NTT-Xなどの通販で購入が可能で個人利用も可能な製品です。CiscoのMerakiGoなどが競合製品になるかと思います。
メリット:安い
本体が低価格だけでなく管理ポータルサイトのクラウド利用料が発生しないなど、 安心感のあるArubaブランドをスモールオフィスや店舗などで低価格で導入できることはうれしい限りです。
デメリット:サポート手薄、微調整不可
物はAruba製品なので安心感がありますが、低コストであるが故にデメリットもあります。
- 電話保守サポートが登録後90日で打ち切り
- 製品保証も1年と短め
- お任せ設定がメインになっており、無線強度など細かい設定はほぼできない
VLANを追加して複数のLANを構築できること、WPA3エンタープライズ認証、ゲストネットワークに対応していること以外はほぼお任せ設定です。メッシュWiFiの設定もお任せです。
ポータルが無料はうれしい
「同時接続数が20台に満たない程度で、細かい設定は不要」という割り切りが可能であれば、管理用のポータルサイトが無料で使えるのは大きなメリットです。
スモールオフィスでは年間利用料が発生する製品はなかなか手を出しづらいものです。
サポートが手薄いので、「ポータルの利用料がタダだし、故障したら買替えるか」ぐらいに割り切っての購入になるかなと思います。
AP11を取付け
あまり主張しないシンプルなデザインで、見た目もすっきりです。
消費電力は低いためPoEの規格は802.3 afです。なので、給電スイッチはPoE+に対応している必要はありません。
中空のアルミ支柱にドリルで10mmの下穴を開け、ターンナットを使って本体付属の壁かけプレートを取付けました。ターンナットを使えば薄い金属板でもガッチリ取付けができます。
AP15も取付けましたが、一回り大きいだけで見た目はほとんど同じです。
肝心のポータル管理画面は割とサクサク動きます。こちらについてはいずれまた。