Intel 第13, 14世代 CPUの不具合に対応したBIOSアップデート
社内にIntelの第13世代のCPUを使ったPCがあるのですが、メモリやCPU、チップセットが異常に熱くなる症状が出ていました。
メモリは素手で触れないぐらい熱くなっていたので、追加のヒートシンクをつけて対応していました。マザーボードはASUSのPRIME Z790Mで、CPUは「i5-13500」です。(「i5-13500」は不具合CPUのリスト外のようなのですが、明らかに異常な発熱なので怪しいと思っています)
CPUの電圧に関係する不具合で「intel 13世代 14世代 不具合」で検索するといっぱい情報が出てきます。メモリやチップセットなどもかなり熱くなっていたので、CPUだけでなくマザーボード全体に悪影響が出ていたように思います。
2024/10/24にASUSからCPUの不具合に対応したBIOSがリリースされました。ASUSの他の型番のマザーボードでも同様の対策済みBIOSがリリースされていました。
9月にベータ版が出ていたので10月には正式版が出るだろうと心待ちにしていましたので早速、BIOSアップデートを実施しました。
すると、CPUはデカいCPUクーラーを使ってガンガンに冷やしていたので違いがよくわかりませんでしたが、メモリもチップセットも素手で触れるぐらいに温度が低下しました。明らかに発熱量が違います。
今回の不具合はかなり大問題になっているようで、Intelの第13, 14世代 CPUを搭載したデスクトップPCを利用されている方は新しいBIOSがリリースされていないかどうか、是非、チェックした方がいいかと思います。
ちなみに、Intelの株が8月にかなり値下がりした後、9月の半ばすぎに若干、値を戻したタイミングとBIOSのベータ版がリリースされたタイミングが一致したのは偶然ではないのでしょうねぇ。